けものフレンズ2 ネタバレ有り感想、考察
先日『けものフレンズ2』のネタバレ無し感想記事を書きました。
けものフレンズ2視聴完了(核心部分のネタバレ無し感想) - 墨石奇譚
けものフレンズ2視聴完了(核心部分のネタバレ無し感想) - 墨石奇譚
今回は核心部分のネタバレ有りです
前回の記事で「作品単体で炎上するほどではない」としました。
騒動がない状況でスタッフ交代がされていたら、キャストやキャラクターが中傷されるようなことはなかったと思います。
描写不足せいでキャラヘイトが起こりキャストへも飛び火している。
正直言って怖い。
全体的に路線変更の割には前作を引きずっていて、焼き直しもうまくない。
前作を振り切って今作のメインキャラをきちんと描いて欲しかった。
キュルルの物語を描けていない、掘り下げるべきところを掘り下げていない。
描写不足のせいで割を食らった登場人物であることは確か。
キュルルが提案したリレー対決でチームの人数が釣り合っていないのに何のフォローもなかったり、キュルルを「最低最悪」と評価している視聴者が多い一方で制作側は「優しい」「良い子」と表現しているという認識のズレがあったりと作品の問題点、矛盾点を一番背負った登場人物である。
下記のリンクも参考にしてほしい。
キュルル被害者説|れ|note
矛盾点以外にもスケッチブックはキュルルを象徴する道具であるのに、セルリアンを発生させないようにするためにスケッチブックを使えなくなるというのは酷だと思う。
オオセンザンコウとオオアルマジロからなるダブルスフィアも描写が薄い。
ビーストであるアムールトラもどうなったのかわからず登場させた意味が無い。
全体的に雑で消化不良。
フウチョウコンビのキャストによるユニット 「Gothic×Luck」 に関しては前作のED『ぼくのフレンド』が名曲で演出も良かったためにハードルが上がってしまったと感じました。
そして、スタッフがキャストを守れなかった結果、キャストが矢面に立たされているのは見ていて辛いです。
かばんさん、イエイヌ、フウチョウコンビのキャラデザとラッキービーストのバージョン違いはけっこう好きです。